エアコンの音

長い時間をかけて、細かいところまで追求していくのが、

発表会で弾くソロ、連弾の2曲。

注意したところが中々直らない‥

という時に楽譜に貼るのが付箋。

直ったら、剥がします。

昨日木曜日のレッスン終了時、こんな風になりました。

指摘されたところを直せた、ということ。

エアコン、と書いてある付箋があります。

先週のレッスンで、

「今、なんの音が聞こえる?」

生徒さんと2人で耳を澄ませてみたら、

レッスン室のエアコンの音が耳に入ってきました。

「ここで、この音を聞いて」

やみくもに音を出すのではなく、曲の区切りに入る『間』を大切にする。

ピアノの音が聞こえない部分が、とても大事。

それで、付箋に書かれている不思議な言葉、エアコン、なのでした。

楽譜の不思議な付箋に

「これ、どういうこと?」

「ここでエアコンの音を聞いて、間をとる、という意味」

なーんて会話が親子であったらいいな、というシタゴコロ(^_^;)

1週間のそれぞれの頑張りを、付箋の小さな山で思いました^_^

素敵な音と、素敵な間と。

お客さまに届きますように。