まばたきのない冬休み

年末年始のお休みで、1週間ぶりにレッスンにあらわれた生徒さん。

「今日レッスンあること忘れてて、さっきあわてて練習した」

と話す。ま、冬休みはそんなもんだよね、と話を聞いていました。

朝起きてから、まばたきを一回もしてない、と言う。どうやら居眠りとか昼寝をしてない、ということらしい。毎日勉強ばかりしている、と話す生徒さん。

ドライアイにならないようにね(^^;)

子ども自身の「がんばってる」と親が見る子どもの様子に相違があるかもしれませんが、一生懸命勉強がんばってる、の話に心の中で大きく旗を振りました。

そして、うちの小6息子ががんばったのがこれ。

1月1日の小学生新聞に作り方が出ていた
『糸かけ』

「23、19、17、13、11、7」という素数の順番で円形に打った48本のくぎに糸をかけていくと、不思議なことにグラデーションが浮かび上がる、というもの。

元旦の朝、型紙を作るところから始め、家の中はギコギコ木を切る音、カンカン釘を打ちつける音が響きました。

その後も塾から帰ると熱心に糸をかけていく息子。糸がゆるんだと言ってはほどいてやり直し…
まさに『まばたきせず』状態。
テキストまったく開かないけど、大丈夫?

ちょうど祖母の誕生日が近い。プレゼントにする、と。

「受験生からの手作りプレゼント、バァバは喜ぶかな!」

わたしの小言はどこ吹く風。

でも、想像以上の出来にわたしが欲しくなった。

「バァバ用じゃなくて家に飾らない?」

「また今度作るよ」と軽くあしらわれ(^^;)作品は祖父母宅へ。

がんばってる冬休みもそろそろ終わりですね…